ジョグジャカルタは一時期インドネシアの首都だったこともある古都の趣を漂わせる街です。
京都っぽいと思ったら、京都と姉妹都市なんだと。
そしてインドネシアで唯一王室が残されており、日本の皇室とも交流があるとのこと。
そんなジョグジャカルタにやってきた目的はもちろん、世界遺産ボロブドゥール寺院です。
▲朝靄のボロブドゥール寺院のストゥーパ群。
ボロブドゥールへ
JOGという空港は、正式名称はアジスチプト国際空港と言います。人の名前です。
そして今年2019年、海沿いに新しいジョグジャカルタ国際空港(YIA)がオープンしたとのこと。
確かに古かったもんなぁ〜。
到着して早々に荷物チェック。
結局スーツケース全部開けさせられ、常備薬をドラッグと思われたか質問責め。
やれやれ。
国際線ターミナルはちょっと離れていて店もほとんどなく、SIMカードを探して徒歩で国内線ターミナルへ移動。
なんとかSIMをゲットして、Grab呼ぼうとしたら、なかなかやってこない。
そして英語も通じない。
後でわかったけど、登録車両しか空港内へ入れないんだって。だからGrabは外の駐車場で待機してたんだと。
それは悪いことをした。
仕方ないので、ターミナルで客待ちしてたタクシーに乗せてもらった。
特にぼられなかった、ような気がする。
ジョグジャカルタから50km、約1時間半の道中です。
▲この時期は雨季なのです。午後は土砂降り。そして活火山のムラピ山。
Plataran Borobudur Resort & Spa
新宿にもPlataranのレストランがあるんやって?
そんなインドネシア資本のリゾートホテルです。
大雨の中、フロントでチェックインしてから、我がヴィラへカートで送ってくれます。
▲フロントでウェルカムドリンク。
▲眺めの良いガゼボの横を通り、
▲突如現れる我がヴィラの門。
▲雨だとちょっと滑りそうで怖い階段を降ります。スーツケースはスタッフが運んでくれました。
▲我がヴィラが見えてきた。この小さな池は、プールなんやろか?泳いでいいの?
▲我がヴィラ、わりとデカイ。
▲玄関前のバルコニーから見えるジャングル。
▲玄関入ってそこはベッドルーム。女子が大好き天蓋付き。てかこれがないと、蚊や虫がね。
▲ワインは売り物です。
▲お茶セット。ペットボトルの水まで服着せられてはる。
▲アンティークのタイプライター?計算機?いいね。
▲後ろにはバスルームです。てか、史上最大のバスルームです。逆に落ち着かない。
▲アフタヌーンティーサービスがあるよってことで、レストラン棟へ。
▲大雨で誰も泳がないプール。
▲アンティークのリキシャー。
▲前から順番に、フロント棟の屋根、ボロブドゥール遺跡のてっぺん、ムラピ山が見えます。
▲割と盛り沢山の軽食やスイーツが用意されています。夕食いらんかった。
▲あちこちに仏像とか。
▲ストゥーパとか。
▲ちょっと雨があがったガゼボから。この後、スパでマッサージ受けたら撃沈。ぐっすり。
▲夜明け前。なんだこの空の色。
▲雨上がりのガゼボ。
▲フロント前。
▲あまりの美しさに現実感が遠のきました。
ボロブドゥール寺院遺跡
インドネシアを代表する世界遺産、9世紀頃に造られた大乗仏教寺院。
隣りのムラピ山噴火により捨てられて忘れ去られていた。
過去にはテロで爆破もされたこともある。
だけどいつも通り40%は日本の支援により修復されたとのこと。
以上、日本大好きガイドのおっちゃんより。
▲朝靄でなにも見えない遺跡。
▲徐々に晴れてくる朝靄。
▲巨大な遺跡が出現。想像以上にデカイ。
▲精巧なレリーフが美しい。仏像の頭はいくつも切り取られて持ち去られてるんだよね。罰当たり。
▲ストゥーパもほとんど修復されている。
▲ストゥーパの中に鎮座する仏像。神々しい。
▲一部はまだむき出し。
▲近づくと本当に精巧で豪華ですよね。
ちなみに外国人はもれなく地元の学生たちの集団と記念撮影をお願いされます。僕は3回ほど頼まれました。
そういえば自分たちも小学生の頃、校外学習で外国人と写真撮ってたなぁ。
コピ・ルアク
コーヒー好き、あるいはインドネシア好きの人ならよくご存知、幻のコーヒーと呼ばれるコピ・ルアクは、ジャコウネコの糞から取り出したコーヒー豆で煎れます。
▲ガイドさんが帰りに寄ってくれました。
▲初見、ジャコウネコ。めちゃかわいい。
▲まだ青いコーヒーの実。熟すと甘くて美味しいんだって。ジャコウネコの好物。
▲試飲させてもらったコピ・ルアク。正直申しまして、僕には違いがわからなかった..。
バリ土産とかによく売ってるのは、本物かどうか怪しい、あるいはものすごく質が悪かったり、アラビカ種じゃなくて、質の落ちるロブスタ種だったり、とからしい。
リゾートで朝食を
▲昨日は大雨だったテラスで朝食をいただきます。
▲前菜はフルーツ。
▲パンがめちゃうまい。
▲エッグベネディクトをいただきました。おしゃれ。
▲晴れるとプールも表情が変わるね。
▲例のガゼボ。
▲花も色鮮やか。
▲チェックアウトまでスパ風呂で癒されました。
午後からまた大雨です。タクシーで1時間半かけてジョグジャカルタまで帰りました。
まとめ
プラタランリゾート、オフシーズンということもあったけど、一泊25000円という破格のお値段でヴィラに泊まれました。
スタッフも優しくて温かい。
朝食もうまい。
ジャングルの中で静かに癒しを求めるには最高でした。
また来たい。
ボロブドゥール遺跡もずっと憧れていて、その期待をまったく裏切らない壮大さと美しさでした。
バリ島から日帰りのツアーもあるみたいだけど、是非この早朝の遺跡を見て欲しいなと思います。
ちなみに近くにはかなりお高いアマンがあります。いつかは泊まってみたいなぁ〜。