空と海と、あと食と飛行機と

飛行機と食を愛するゆる〜い旅ブログ

+ANA Cargoスカイツーリング+自分の愛バイクで遙かなる北海道へ、いざ!

おばんです。
前回お伝えした通り(?)、海外旅行への意欲がなくなってきつつあるお年頃ですが、棚ぼたで1週間のお休みをいただいてしまったので、ずっとやりたかった「自分のバイクで北海道ツーリング」を決行することにしましたのです。

時は金なり理論で、一番タイパのいい飛行機で運んでもらうことにしました。
バイクブログではないですが、飛行機も絡んでるってことで、ご報告しますね。

 

コロナ禍で海外に行けなくなった3年前に、沖縄をバイク旅行することを思いついてバイクの免許を取りにいったのですが、結局沖縄は暑すぎてバイク旅行は無理です。
一昨年はほぼ初心者なのに、札幌でバイクレンタルして宗谷岬とかも行ったのですが、ほぼ雨でした。もうバイク旅行なんてこりごりと思ったもんです。
で、昨年、一目惚れしたカワサキNinja650を衝動買いし、やっぱりいつかは北海道ってなっていたのでした。

 

東京からバイクで北海道

さて、普通はどうやって北海道ってみなさん行くんでしょうか。

  1. 自走
  2. フェリー
  3. バイク宅配便
  4. 飛行機

こんなところでしょうかね。

 

1.自走

今回途中で鹿児島から自走してきている方にお会いしました。みんなで宗谷岬を目指すイベントだったんですって。1週間ほどだったとのこと。そんなに休みがあって羨ましい。

さて、東京の自宅から札幌駅まで、Googleマップによると、高速使って1110km、17時間ほどです(津軽海峡はフェリーです)。
がんばれば丸々2日で着けそうです。
高速料金だけで14000円くらい。
大間からのフェリー代が乗客とバイクで7000円くらい。
これにガソリン代と宿泊費がいりますね。

 

2.フェリー

定番はやはりフェリーみたいですね。
大洗から苫小牧まで。
まず大洗までが遠いなぁと思って。130km、2時間ほど、高速代3500円くらい。
フェリー代が時期や部屋にもよるけど、30000円前後て感じかな。で、18時間。

 

3.バイク宅配

ゼロプラスBHSさんがやっているプランですと、自宅で引き渡して、千歳の保管所で受け取れて、往復で60000円ほど。

ちなみにクロネコヤマトだと、片道で60000円ほどでした。

事前に引き渡しできるから直前でバタバタしなくていいし、いつものように飛行機乗ればいいだけだし、普段バイクに乗るわけではないからこれでも良かったかなって思う。

 

4.飛行機

今回利用したのがANA Cargoのスカイツーリングプランです。
空港まで自走して、貨物エリアで引き渡し、自分は飛行機に乗り、新千歳着いたら貨物エリアで引き取ります。
一緒に旅してるっていう感じが一番しますよね。
運送料は片道45000円+保険。それに加えて自分の運賃は適宜です。

僕は今回はマイルの特典航空券で行ったので出費は抑えられました(ただ、帰りが同じ便に乗れませんでした)。

www.anacargo.jp

 

羽田空港にて

GoogleマップでもANAカーゴのカウンターの位置は間違ってなかったのですが、「東貨物」バス停にセットする方が一番確実な気がします。
そして東京から高速で来る場合、空港中央ICだと行き過ぎます。

ちなみに、近くのスタンドでガソリン抜くか、メーターの1/4まで残量減らすかしてこないといけません。
ガソリン抜いて1Lだけ入れてもらうみたいです。で抜いた証明書出してもらいます(4400円)。この作業の時間も計算に入れないと、ですね。
僕は燃費計算してギリギリの残量でやってきました。


▲東貨物バス停のすぐ先が貨物エリア入り口で。ここで入場登録しなきゃいけないのが、めんどうというか、イベントぽいというか。


▲こんなのもらって、紙にもANAのサインがいります。


▲直進して右折するとこちら。


ANAのコンテナがたくさん見えた一番先っぽに受け付けカウンターがあります。歩くとまぁまぁあるので、帰りの時は暑さで死にそうでした。

午前9時発の便だったので、7時までに受け付けしてください、だったんですが、早め早めに行動したら6時半に着きました。
準備まだでした。

準備できたら書類記入、お支払い(ANAカードではボーナスポイント付きます)します。あと車両保険みたいなの任意で入れるんですが、往路ではお互い忘れてました。

受け付けしたら、横の倉庫内に誘導されます。
そこでバッテリーケーブル外したり、荷物詰めたりします。


▲シートを上げて、マイナス側のケーブルを外します。赤いキャップのプラス側は素人的に触らない方がいいと教わりました。

ちなみに、この外すの、工具を持参するとかの都合もあるので、やはり事前に練習いりますね。


▲なんとなく外したケーブルはガムテープで巻いておきました。


▲あとこの箱も一つもらえるので、荷物やヘルメットやジャケットやら、重い物を詰めます。リチウムバッテリーは外して手荷物で持っていきます。僕はまぁドローンのバッテリーくらいかな。

ちなみにこの箱、往路は砂?ほこり?すごくて、カバンが白くなってました。
復路はほぼ新品で良かったんですが。


▲こんな台車にうんしょって乗っけて、あとはスタッフの方が固定してくれました。

ちなみに、羽田は自分でうんしょって乗っけましたが、新千歳ではスタッフの方がすべてやってくれました。

傷等のチェックして一旦サヨナラです。


▲ではよろしくお願いしますー。また後ほどー。

バッテリー外しの練習もしてたので、受け付けしてから45分くらいで終わりました。


▲東貨物バス停から第2ターミナルまでは2駅。歩いても15分くらいです。7時台はバス頻回だったので素直に乗りました。7時半にはターミナル着いちゃいました。

 

ANA55  HND-CTS 9:00-10:35

エストバック1個で搭乗って、なんか落ち着かないけど快適です。


B777だけど満席でした。


▲いってきまーす。うちのバイクも無事に乗ってることを願って。


▲鬼滅フェア。

 

新千歳空港にて


▲徒歩15分くらいなので、歩きました。


▲空港ターミナルを後にして。身軽なので楽です。


▲誘導路下のトンネルを抜けてテクテク歩いていきます。


▲お、政府専用機だ。


▲こちらでは、目印はこのエネオスさんです。


▲このエネオス前にバス停もありますが、本数めちゃくちゃ少ないんですよね。


▲30分に1本くらいかな。だから歩きました。タクシーでもいいかも。


エネオスを右折すると、まずは大型バス駐車場。そのまままっすぐ行きます。


▲はい、突き当たりをどーんと右折すると、貨物エリア入り口です。


▲バイクだったら手前で一旦降りてまた入構手続きです。めんどくせぇ〜。


▲入り口抜けてまっすぐ突き当たりをまた右折すると、ANAカーゴの受付です。

受付の横に、すでに僕の愛機が止まってました。
傷のチェックして、書類にサインして、後はご自由に時間です。


▲新千歳では工具も道具もいろいろ用意してくれていました。道民、やさしい。

逆の手順でバッテリー付けて、荷物積載して、さきほどのエネオスで給油して、いざ出発!

 

ところで、羽田でも新千歳でも、お土産もらいました。


▲ステッカーと、透明ケース?


▲一番意味不明だったのが、旗?ペナント?これ付けて走れってことなのかな..。

 

北海道ツーリング

端的に言って、やっぱり自分の愛機で走るのは最高でした。
雨予報だったけど、ほんと少しだけ当たっただけで、結構晴れ間もあって。


知床斜里の天に続く道で我が愛機。ハンサムだなぁ。

ちなみに、虫がすごくて、ヘルメットしょっちゅう拭くからウェットティッシュは必携です。
東京戻ってからプロに洗車頼みました。それくらいひどかったです。
無防備の首に当たると痛いし。


▲やっぱとうきび茶ですよねー。

 

復路のこと


▲手順も場所も同じです。ただこちらはスタッフがいろいろやってくました。お世話される我が子。


▲目の前が出口なので、このまま徒歩で退出します。


▲最終日はめちゃ晴れて暑かったけど、野花なんかを愛でながらターミナルに向かいます。


▲僕は一本早い便で帰ります。あれ?あれはもしや..


▲我が子でした。あ、コンテナとかに入れるんじゃなくて、むき出しのまま載せられるのね。


羽田空港第2ターミナルからのバスは16番です。バス停留所マップには書いてないです。

ちなみに、時間になってもバス来ませんでした。いや、もしかしたら乗客いないと思って素通りされたのかもしれません。バスが来たら猛アピールをオススメします。

そんなわけで、先の便で着いたのもあって、歩いて貨物まで行きました。この日35度くらいの猛暑、バスに乗れば良かった。

さらにはバイク受け取ってからの帰宅路、高速が夕方の大渋滞で、中央環状線の地下トンネル内はさらに酷暑で全然動かなくて、熱中症になるところでした。

都内への帰り道を考えると、夜の便で帰ってくるべきだったとか(そうするとガソリンスタンドは閉まってそうだし)。
バイク宅配がなんか楽で安くていい気がするなぁ。
ただ今見たら、バイク宅配の予約もういっぱいですって。こっちの方が人気ですね。

 

というわけで、バイクと一緒の北海道旅行、いろいろあったけど旅の醍醐味として全部ふっくるめて楽しかったですー。
でも次回はきっとバイク宅配にお願いするー。