空と海と、あと食と飛行機と

飛行機と食を愛するゆる〜い旅ブログ

+イスラエル旅行2023年夏+混沌のエルサレムとベツレヘムを訪れる

さらーむ。

 

宗教の十字路?交差点?
とにかく、エルサレムユダヤ教キリスト教イスラム教の3つの聖地。
それによる争いの根元。

でも、この3宗教は共に根っこは一緒だから、兄弟分ということよね?
兄弟げんかしてるだけってことじゃないのかな?
宗教には詳しくはないけど、殺しあうまで争わなくてもって思う。
まぁ肉親の争いが一番惨いか..。

 


嘆きの壁岩のドーム
現在岩のドームイスラム教徒以外は立ち入り禁止となってます。

 

lanikaisky.hatenablog.com

 

特に宗教家ではないので、本当に観光気分でやってきました。
でも、あまりにもイスラエルのことに対してなにも知らなすぎなので、一応イスラエルに関する書籍は読んでから来ました。

イスラエル建国のいきさつ、ヨルダンとの関係、ユダヤ教内の派閥とそのパワーバランスの関係、軍需とテクノロジー産業の勃興。
あと実はすごく子どもに寛容な国なんですって。これも宗教のコミュニティが大きく寄与してると思うんですが、出生率も高くて。
子どもに対して非常に不寛容な日本がいろいろ学べるところがあるかもって思いました。

 

エルサレム新市街


▲旧市街の城壁前ですが、定番の「I love JLM (Jelusarem)」

▲路地の上はいろんな装飾。アート?


▲街並みも古めだけど新しめ(?)のヨーロッパみたいでかわいい。

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▲蜂蜜色のイスラム石でできた建物がかわいい。

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▲巨大なショッピングモールもあって、いろいろエルサレムのイメージと違う。

 

エルサレム旧市街


▲迷路のような旧市街。


▲イエスさんが十字架背負って歩いた道Via Dolorosa。って、普通の路地なんだが、仮にも聖地やろ?扱い雑じゃない?


▲神殿の跡みたいなのもそこかしこ。


▲普通にパンも売られ、普通に人々が今も住んでる。


▲これこれ、うまいバクラヴァ


▲ところどころに公園もある。


▲Via Dolorosaの最初の方にも位置するオーストリアホスピス。今は博物館?やオーストリア風カフェが営業しています。が、


▲最上階まで上がると屋上に行けます。5シェケルだったかなぁ、のコインを投入するとゲートを通れます。両替は1階の案内所でしてくれます。


▲旧市街を上から一望できる穴場スポットです。誰もいませんでした。


▲ま、旧市街は上からより迷路で迷った方が楽しいけどね。


聖墳墓教会の中。みな神々しいって写真撮ってはったけど、いやいや砂ぼこりすごくてこっちは喘息発作でそうやった(←ばちあたり)。

 

ベツレヘムパレスチナ自治区

安息日(金曜日没から土曜日没まで)にうっかり当たってしまったので、全公共交通機関はストップするという傍若無人ぶり。
ただし、ユダヤ人だけの話なので、アラブ人が運営する「アラブバス」は動いています(ほんと普通のバスです、日本で走ってるような公共の。逆に意外でした)。

旧市街のダマスクス門前のバスターミナルから出発します(ヤッファ門前にも停車するので、新市街からはそちらの方が近いかも。有名なレストラン「Eucalyptus」のすぐ脇です)。
安息日じゃなきゃ、トラムでダマスクス門まで行けるのに。くっそ。

ベツレヘムまでは231番か234番のバスで行きます。
231番は検問所を迂回して直接ベツレヘム中心まで行きます。30分くらい。
234番は検問所までです。15分くらい。
あるブログではラブカブカードは使えないと書いてあったけど、今は使えるようになってます。
それと、時刻表ないけど1時間に何本も出てるみたいです。

 


▲234番に乗って検問所まで行きました。エルサレムからは特になんのチェックもなしです。
検問所を抜けるとタクシーの客引きがウザい。
でも短時間で効率よく観光するならタクシー利用がおススメです。
バンクシー観光とベツレヘム中心地で降ろしてもらって100シェケル(+チップ20シェケル)にしてもらいました。


バンクシーが手掛ける「世界一眺めの悪いホテル The Walled Off Hotel」。ここは検問所からすぐなので、バンクシー目当てなら234番のバスの方がいいでしょうね。


▲そのすぐ脇にあるのが天使。

その後もずっと壁が続きます。タクシーの運ちゃんからは、いかにアラブ人(パレスチナ人)がイスラエル人から殺されたかなど聞かされました。
これって、お互いが正義なんですよね。どこにも悪がいないから余計に悲しい。


▲防弾チョッキ着た鳩。なんてことない店の壁です。


▲トランプ氏。


▲これもバンクシーなんだが、普通の店の壁。ってか、もはやバンクシーの価値とか無視して扱いが雑。ま、地元の人にとっちゃ無価値なんかもね。


▲ガススタンドの洗車小屋の壁が有名なこれ。なので意外に巨大。タクシーで連れてってもらわなきゃ、どこかわからんわ、こりゃ。


▲長閑なベツレヘム。いろんな遺跡がまだまだあるらしく、連れてってやろうか?て運ちゃんしつこいけど、キリスト教徒でもないのでそんなにマニアックな遺跡とかあまり興味ないんすわ。


▲さ、ベツレヘム市街地へ向かいます。


ベツレヘムの中心地は聖誕教会。イエスさんが生まれた場所。


▲ランプがきれいでした。以上。

 

帰り道は231番のバス乗り場を目指して、市街地通り抜け、スーク通り抜け、まぁまぁ異国情緒を楽しんで歩いてたんだけど、暑くて暑くてGoogleマップでもよくわからず、結局タクシー乗って検問所まで戻ったよね。
しかもタクシー乗ったとこからほんとすぐそこにバス乗り場あったよね。わかりづらいとこに。

あ!
帰りの検問所では荷物チェック、パスポートチェック、空港でもらった入国カードチェックがあるので、バスポートは絶対忘れずに!

 

テルアビブへ

安息日の移動は本当に困難。
エルサレムへは電車がおススメと言いましたが、安息日は電車動いてません。
どうなってんの、これ。

ホテルのおっちゃんたち(複数名)は、タクシーしかないよ、と言う。
だいたいテルアビブまで500シェケルくらい(≒2万円!)ですって。
シェルート(乗合タクシー)は、たぶんないと思うよ..くらいのテンション。

 

でも、アラブバスの乗り場の横にシェルート(前半分が黄色、後半分が白色のミニバン)がたくさん停まってて、聞けばテルアビブ行くよー、とのこと。

やったー!

 

テルチェックアウトして、スーツケースガラガラ持って、またダマスクス門まで。
トラムが動いてたらすぐやのに、くそっ!!


▲ま、狭いわな。でも35シェケル(≒1400円)でテルアビブまで。助かる~。

45分くらいで、Tel Aviv Ha'Hagana駅に着きました。
ま、そこからホテルまではタクシーしかないんやけどね。

タクシーアプリはUberは使えず、Gettというイギリスでも使われてるやつだけでした。
そして料金はやはり日本の2倍くらいします。

 

昼飯探すのにも一苦労。
マクドも一部開いているとこと閉まってるとこがあったりして、一応Googleマップでの開店情報は正しそうなので、スーツケースガラガラ引きながら昼飯探ししました。
ほぼ夕方だったけど。

イスラエルお越しの方は、安息日は避けられることをおススメします。
もう一度言います。金曜の日没から土曜の日没までです。
なので、木曜の夜はまさに華金って感じで騒々しいみたいですよ。