夏休みのエジプト旅行の復路は、トルコ航空になりました。
ターキッシュエアラインズって呼び方に変わったようですが、なんだそれ、僕はトルコ航空って呼び方の方が断然好きです。
古代からヨーロッパとアジアの十字路のトルコ。現代においてもトルコ航空の就航国数は世界一とのこと（就航地数ではアメリカの航空会社が最多ですが）。
今年にはイスタンブールに巨大な新空港が開港し、乗りに乗ってる感がありますよね。
関空便も2020年4月から復活が決定しました！やたーっ！
2018年11月のお話です。
▲スタアラHPより拝借。新塗装からチューリップが加わりました。
スケジュール
行き：
CX503 KIX-HKG 10:00-13:25
MS961 HKG-CAI 22:00-05:50 (+1) （BKKにも寄港します）
帰り：
TK695 CAI-IST 21:25-00:45 (+1)
TK070 IST-HKG 02:00-17:00
CX506 HKG-KIX 10:30-15:00
トルコ航空（TK）便、イスタンブールはまだ旧空港のままです。新空港は大幅に開港が遅れたので、ダメでした。
ちなみに、イスタンブールの新空港開港に伴って刷新されたユニフォームもかっちょいいです！
カイロ空港にて
▲カイロ市内のハンハリーリ市場を散策して、トルコアイスなんかを食べてから夕焼けの中を空港へ向かいます。
悪名高きカイロ空港ですが、動画ばかり撮ってて載せる画像がないことに今気づきました。
まぁなんせ「世界三大○ザい国民」と言われるエジプトです。
まず、チェックインカウンターに向かうまでに荷物チェックがあります。
スターアライアンスゴールドトラックが利用できますが、特にスピードは変わりません。
丁寧に調べるのはいいんですが、僕の手荷物の中身が気になるらしく、カバンの奥底まで全部出されました。
結局気になったモノは家の鍵でした．．。
その間、もちろん列は進みません。
そんな感じで一人一人入念に（しかもやる気なく）調べられるのです。
全員呆れ顔です。
指定ラウンジはもちろんスタアラ同士なのでエジプト航空のですが、なかなかのひどさでした。
まぁ座れるだけましかなって程度です。
▲数日前の国内線ラウンジの画像で失礼します。まぁまぁリッパなシートです。
▲こちらの国内線ラウンジはまだマシでした。国際線のは水も冷えてませんでした。
あと、喫煙専用と禁煙専用ラウンジといろいろ散らばってるので、ちょっと彷徨ってました。
シャワーも期待してたけど、なかったです。
▲搭乗ゲート前です。ビジネスクラスだからといって必ずしも優先されるわけではない混乱ぶりです、エジプト（笑）。
CAI→IST
「エジプト脱出したー！」っていう安堵感につつまれるトルコ航空機内です。
▲先客すでにたくさんだったので、座席の写真撮れませんでした。
A321でビジネスクラスは2-2配列です。
シートモニターはなく、こういうパッドを渡されました。
ちゃんとオンデマンドで映画が見れます。
まぁ2時間20分のフライトなので、特に見なかったですが。
隣のおっちゃんは、どこにどう固定して見ようか、結構苦労してはりました。
▲短距離路線ですが、しっかりとご飯が出ます。
▲まずはアラブ風前菜Mezzeから。チーズもライスプディングも載ってますが。
その間にあるひよこ豆のペーストHummusが大好きなんですよね。
▲メインはケバブにしました。といっても要はハンバーグです。これがめちゃくちゃ美味しい！お茄子もトロトロで。
IST→HKG
イスタンブール空港、アジア路線は深夜に集中しているらしく、大混雑でした。
なので、着陸が遅れ、さらに駐機するまでも延々と地上を走行し、そして挙げ句の果てには沖留めで、バスでターミナルまで連れてかれます。
まぁTKのビジネスクラスは特別バスなので快適です。
ただ、大評判のイスタンブールラウンジは立ち寄る時間がありませんでした。
ゲートに着いた時にはファイナルコールです。
▲それもそのはず、ガラガラでした。
長距離路線はTKのフラッグシップB777-300ERです。2-3-2配列ですね。
個室感はないけど、足下ひろびろ！
モニター下のオットマンも荷物置きになってるから、収納にも困りません。
あ、だから頭上の荷物入れもなくて余計に広く見えますね。
▲ぶっちゃけ、前便で腹一杯なので、あまり食指は動かされませんが。しかも午前2時ですよ。
でも食べるよ。
▲アミューズから。眠たい．．。
▲前菜はスープとMezzeにしてみました。赤ピーマンのスープです。美味しい。
このLEDライトの演出とか、ある意味日本人が得意そうなおもてなしな気がしますが。
▲軽めと思ってチキンにしてみましたが、やっぱ食べきれませんでした。うぇっぷ。けど美味しい。
▲なのに欲張りなのでデザートは3種類も頼んでしまいました。レモンタルト、チョコレートスフレ、なんかのアイス。お腹痛い．．。
美味しい地獄を感じながら寝ます。
翌朝（？）、
▲事前にオーダーした朝食です。まだお腹痛いままですが、頼みすぎました。スムージー、ミューズリー、フルーツ、クロワッサン、サラダ。
▲メインはクレープです。美味しいって残酷ですね。
まとめ
深夜便であろうが、これでもか！とお腹いっぱい食べさせてくれるおもてなしは、トルコ航空の、あるいはアラブの神髄だと思っています。
世界三大料理と言われるトルコ料理が、というより、アラブ料理は結構日本人の口に合うものが多い気がします。
だから楽しめるし、そもそも機内食でもこれだけのクオリティが出せるのは素晴らしいですよね。
ちなみに触れてませんが、映画も日本語のものが充実してて退屈しません。
来年関空便が復活したら、またTKでヨーロッパ行きたいものです。
