もう冬ですが、夏の続き。
それで、2月にロンドン行きのMH便を予約したわけですね。その先をどこに行こうか、ずっと悩んでたんですが。イギリスは割と長いこといたし..。
で、マチュピチュに並ぶ、“死ぬまでに行きたいとこリスト”に入っているペトラに行くことにしました。
私、“死ぬまでに行きたいとこリスト”、次々に実現してるんですが、間もなく死ぬのかもしれません..。マダガスカルも大変良かったです。
さ、憧れのペトラへ!
...周りから猛反対されたけど。
「インディ・ジョーンズ 最後の聖戦」から
ロンドンまでの道
LHR-AMM
憧れのロイヤルヨルダン航空に乗ってみたかったけど、なんしかスケジュールが合わなくて、泣く泣くBA英国航空にしました(もちろんエコノミークラス)。
高級なLCCですね。
座席指定にもお金取るのか〜って悲しい気持ちになりました。
20年前は好きなエアラインだったのに(てか、いつの間にか関空から撤退しててショック)。
なんか、ビリヤニみたいなご飯。美味しかった(笑)。
まぁ、特に悪くない快適なフライトでした。
アンマン空港のキレイさにビックリ。
でも、24時前の夜中なので眠たいのと、入国審査でえらい長く並んでたらビザ列だったり(日本人はビザいらない)、また別の列に並ばされ、SIMカード購入も待たされ、疲れたので、タクシーにボラれた。もういいよっ。
トレドアンマンホテル
ヨルダンだけどトレド。
アンマンはもうすぐWホテルもオープンする普通に都会でした。夜中だけどワクワクしながら、今宵の宿に到着。
ほんまに数時間寝るためだけなので、お安めのにしたんやけど、これがえらい快適なステキなホテルでした。
スタッフも親切で愛想が良く、なにやらフロント前のご飯美味しそう!食べる暇なかったけど..。
翌朝、デカいスーツケースはフロントに預けて、6時半発のペトラ行きバスへ。
ペトラ遺跡
そうそう、トレドホテルにしたもう一つの理由は、ペトラ行きのJETTバス乗り場まで歩いて行けるから(ペトラまでの直行便はこれのみ)。
とは言うても、朝6時に急な坂を上り続けるこの道中、意外と過酷だったよ。
で、ネットで予約したはずが、予約も入ってないとのこと。あれ??
「満席だぞ!」と言いつつも、一人だって言うたら、いけたみたい。
ふぅ。危なかった。
LCCの方がよっぽどましなくらいの狭い車内。10時頃にペトラ遺跡の入り口に到着。
予約してた近くのホテルがリノベーション中だとかで、違うホテルに移動させられた。
ところが、そっちの方がグレード高くて、しかも遺跡の入り口の真横というベスポジ。
なに、神さま、僕もうすぐ死ぬの?
ということで、荷物を預けて身軽になったところで、遺跡の中へ。
遺跡の入場料(一日券)は50JD≒7800円。
たっけぇ〜。
まぁいいさ。
ワクワクが止まらない。
砂漠の中に岩山や谷が現れて、こんなところを歩いていく。
てくてく。
てくてく。
45分ほど。
てくてく。
物売りのベドウィンにーちゃんとおしゃべりしながら。
てくてく。
はぁ!これがもしや!
キターーっ!
エル・ハズネです。
エル・カズネとも言う。宝物殿と訳されます。
2000年の時を超え、今もなお存在する名建築。
感動する。
口が開いたままになる。
美しいねぇー。
ちょうど先日、テレビでインディージョーンズやってましたね。
ここで、写真をお互い撮り合いした台湾人学生と、その後共に行動することになる。
実は、ハイライトが一番最初にあるというペトラ遺跡。
エル・ハズネの横を回って、さらにてくてく行く。
暑い。
乾燥はしてるけど、40度くらい。
ギリシャやローマ時代の遺跡もそこかしこに。
途中のカフェでアラブ料理ブッフェの昼食を食べて(高いっ!でもうまい!)、さらに奥へ。岩山を登ります。
すでに1L以上の水を消費。2Lしか持ってきてなかったから不安になる。
修道院と訳されます。もちろん、なんの目的かは不明の遺跡。
エル・ハズネよりも装飾が少なくて、初期の頃のものらしい。
でも巨大。圧倒される存在感。
ま、暑くて、痛めてた膝が悲鳴をあげ始めてたのもあって、感動を通り越してたけど。
このまた帰り道のしんどいこと..。
途中で水が底をついた。
まぁカフェは何軒もあるので、コーラを頻回に飲みながら帰りました。
ふらふら。
ペトラゲストハウス
台湾人くんは一人で満喫するとのことで、夜に合流すると約束して、一人ホテルへ。
そういえば、そもそもほぼ寝てなかった。
変更させられたホテルは、ゲストハウスなんて名前だから、最初はバックパッカー宿かと思ったら、全然違った。
クラウンプラザの名前が付くけど、IHGからは予約できず。うーん、なんだろう。
古いことは古いけど、疲れ切ったこの身体には上等!
エアコン最高!
テラスから続く洞窟バーが有名らしいけど、もちろんそんな行く体力なし。
ちょっと仮眠して、外のレストランでご飯食べたら、台湾人くんと待ち合わせの時間。
Petra by Night
夜8時から、週3回ほど遺跡に入るツアーが開催されています。
17JD≒2600円。
みんなでてくてくエル・ハズネまで、ランタンと月明かりの中を歩いていきます。
あ、そうそう、このツアーのチケット売り場は6時か7時には閉まってしまうので、事前に買っておきましょうね。
僕は知らずにたまたま買ってみただけ。
無数のランタンに灯されるエル・ハズネ。
甘いジンジャーティーがふるまわれます。
で、なにやらショーが始まるけど、これがほんまにつまらない。
幻想的な雰囲気は堪能したので、途中で帰りました。
で、帰り道はほぼ誰もいないため、静かな月明かりの道をのんびり(でもグッタリ)歩いて帰ってきました。
別世界のようでした。
1日目終了。夢見心地でグッタリ。
続く。